技術

ベランダ蓄電に LiFePO4 が使われる理由

サイクル寿命、安全性、低温性能:バッテリーのデータシートで確認すべき3つの数値です。

ベランダに置く蓄電池はほぼ毎日充放電を繰り返し、リビングのすぐそばに設置されます。この条件が電池の化学組成を左右します。リン酸鉄リチウム(LiFePO4、LFP)は、車や携帯電話に使われる NMC セルより重くなりますが、寿命が長く、過酷な使用にも強いという特徴があります。

サイクル寿命

Power Box の定格サイクル数は 6000 回です。1日1回のフルサイクルで換算すると、16年間の毎日使用に相当します。データシートを比較する際は、この数値の前提条件(放電深度、温度、寿命末期の残存容量)を確認してください。

安全性

LFP セルは故障時に発生する熱がはるかに少なく、正極から酸素が放出されて火災を助長することもありません。とはいえバッテリー管理システムも重要です。各セルを監視し、過電圧・過電流・過温度の際に回路を遮断します。UN38.3 と CE の証明書はダウンロードセンターでご確認いただけます。

低温環境

状態温度範囲
放電−20 … 60 °C
充電0 … 55 °C
ヒーターオプション使用時の充電0 °C 未満

リチウム電池は氷点下で充電すべきではありません。冬に屋外に置く電池には、ヒーターオプションが必要です。それがない場合は、セルの温度が十分上がるまで充電を待つ必要があります。

詳しい仕様を見る。

Power Box LS-L2048

すべての記事

その他の記事